KURONEKO diary

日々の徒然

素敵女子と昼食を(続き)

さて前回の続きだがかなり間が開いてしまった。

食事をしてから2週間以上経つので忘れないうちに書きとどめておこうと思う。

 

そうそう、サラダとスープを食べたところだった。

月替わりのランチセットの今月のスープは色々キノコの豆乳仕立てのスープだった。私はここのスープが大好きだ。スープがどんぶりサイズでいただけるスープランチといつも迷うのだが月替わりのランチセットの今月のパスタの茄子のアラビアータに負けてしまった。私はアラビアータには目がないのである。今月中にもう一度行って食べておきたい。それぐらい茄子のアラビアータは美味しかった。

 

「最近どう?忙しくしてる?」

そう聞かれて、私は少し返事に困った。自分の今の状況を忙しいと言っていいのかどうか分からなかったからだ。

「あぁ、ええ。」

なんともはっきりしない中途半端な返事をしてしまった自分が恥ずかしかった。

 

確かに前日までは半泣きで仕事をしていた。徹夜したのも数回あった。でもそれもこれもきちんと計画通りに制作しなかった自分が悪いのだ。無理なく制作できるはず・・・そんな予定を立てていたはずなのだ。それなのにあれやこれやと理由をつけては先延ばしにしてきたから月末に泣く羽目になったのである。それは忙しいと言って良いのか?

私はなんとなく後ろめたい気分になった。

 

パートを始めたこと、娘達の就職や進学、それに伴ってライフスタイルも変わったことなどを話した。自虐も込めた私の話を時に笑いながら聞いていた彼女は

「大変やね。忙しすぎて身体を壊さないか心配。」と言ってくれた。

そうか・・・。私って結構大変なんだ。

やっと自覚した・・・と言うよりも、認めてもらえたと言った方が私の気持ちとしては正しいのかもしれない。

 

実はこの数日後に会った別の友人にも

「どうしてそんなに自分を追い詰めるのかと思ってた。」と言われた。

今、自分のスケジュールが上手く管理できていない事は自分でも理解しているし大いに反省している。少々キャパオーバー気味な気もしている。ただ、それは自分の中だけでそう思っているのではないか?もしかしたら外からはこいつはいつも怠けてばかりだと思われているのではないかと内心ビクビクしていたのだ。

 

私が日頃から憧れ尊敬の気持ちを抱いている素敵女子に心配と言われたことが、私の心を随分軽くした。あぁ、私だってそれなりに頑張ってるんだ。そう思ってくれている人がいるんだ。それを自覚できる事がどれだけ幸せか。

 

食後のアイスティーを飲みながら談笑する私は、自己嫌悪の塊だった気持が、いつの間にかほんわかとした穏やかな心に落ち着きつつあるのを感じていた。

そして、私を優しい笑顔で癒してくれた素敵女子にも意外な一面と共通点があることを知って、お互いにニシシと笑い合ったのだった。

それはお互いのプライベートなので内緒ということで。

 

ありがとうございました。また一緒に食事して下さい。

 

 

 

 

 

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